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予約制めまい外来開始のお知らせ
めまいに悩んでらっしゃる方々で、耳鼻科、内科、脳神経外科、神経内科、整形外科、心療内科、精神科・・・etcいろいろな病院を受診されなかなか改善がみられず当院を受診される方が結構いらっしゃることが以前から気になっておりました。
多くの方にみられるのが、診察台にお座りになるなり御自分の症状の説明を一生懸命にお話下さる様子です。めまいの経過が長かったり、症状によるストレスを強く感じている方にとっては御自分のお話を伝えたいという気持ちがお強いのは自然なことと思います。
めまい診療で一番大切なのは問診であるということはよくいわれることですが日常診療をしながら問診に長い時間を割くのも難しいことです。
そのようなことを何とかできないかという思いからこのたび予約制のめまい外来をはじめることと致しました。この外来はまずじっくりめまい症状のお話を伺うことから始め必要な検査診察を行っていきます。保険診療ですので通常の受診でかかる費用のみの御負担になります。
電話もしくは直接受付での予約になりますので宜しくお願い致します。
TEL:0995-66-3387
予約時間 【1】14:00〜 【2】14:30〜
※これまで通り予約以外でも通常の診療でもめまいの診察は行います。
めまいとは?
耳は外耳、中耳、内耳に分けられます。
この中で内耳には音を感じる蝸牛と重力に対する頭の位置や頭の運動(加速度)を感じる耳石器と三半規管があります。
人は前庭・三半規管の働きで頭の位置・動きを感じ、目の動きや首・手足の運動を調節することで安定した姿勢を保ち、スムーズに運動を行っています。
そのため耳(内耳)の病気で耳石器・三半規管の働きが障害されると、自分の頭の運動を正確に感じることができず、動いていない頭(体)が回ったように、また揺れているように感じてしまいます。
この症状が「めまい」です。
このように「めまい」は自分の位置や運動を誤って感じてしまう症状を言います。
症状
ぐるぐる回る
症状
- ・自分自身がグルグル回っている感じ
- ・周囲がグルグル回っているように見える
めまいに伴う症状
- ・音が聞こえづらい(難聴)
- ・耳がつまった感じ
- ・耳鳴りがする など
特徴
急に発症し、吐き気・嘔吐、耳が聞こえづらくなる(難聴)などの症状を伴うことがあります。
ふらふらする
症状
- ・からだがフワフワした感じでふらつく
- ・まっすぐ歩けない
- ・姿勢を保つのが難しい
めまいに伴う症状
特徴
急、または徐々に症状があらわれ、ふわふわ揺れる感じ、頭痛やしびれ、
運動麻痺などの神経に関係する症状を伴うことがあります。
くらっとする
症状
- ・立ち上がるとクラッとする
- ・時に目の前が暗くなる
- ・失神を伴う
特徴
立ち上がるとクラッとしたり、目の前が暗くなったりするめまいは、
血圧の変動に関係する全身性の病気が原因として考えられます。
(立ちくらみのような症状)
原因
私たちのからだには、姿勢のバランスを保つ機能が備わっています。
この機能に異常を来すと、めまいが起こります。
その機能をつかさどる場所のひとつが、耳です。
そのほかに脳や神経に異常がある場合、血圧の変動に関係する全身の病気、さらには不安や心配事、ストレスなど、原因はさまざまです。
それでは、めまいがなぜ起こるのか探ってみましょう。
めまいの病種
- ■メニエール病
- 内耳が内リンパ水腫といった水ぶくれのような状態になり、めまい・耳鳴り・難聴といった症状を繰り返す病気です。
完治は難しい病気ですが、内服薬でコントロールできることが多い病気です。
治療は利尿剤、循環改善薬、ビタミンB12などを用いて行います。
難治例には手術治療を行うこともあります。
また理由は特定されていませんが、鼓膜にチューブを留置することで症状の改善が見られることもあるようです。
命にかかわる病気とは言えないものの、放置すると難聴が進行してしまうこともあります。
少しフラフラする、耳鳴りが強い等の症状があった場合は、悪化の前兆である恐れがあります。
その場合、早めに内服薬を使用することで軽い症状で済むことが多く、難聴進行の予防にもなります。
その他、ストレスや疲労、気圧の変化等が症状を誘発するケースもあります。
規則正しい生活を送ること、過度の水分や塩分の摂取を控える必要があります。
めまい・耳鳴り・難聴のすべてが症状として揃って現れないことがあるため注意が必要です。
最近は水分過剰摂取と有酸素運動の組み合わせ等のメニエール病のコントロールに対する有効性も報告されています。
- ■良性発作性頭位眩暈症
- この病気は近年、内耳の三半規管の近くにある耳石と呼ばれる結晶が何らかの原因で三半規管に入り込み、めまいが起こると言われている病気です。
難聴は起きず、寝返りを打つ、寝起きする等した際に、回転性のめまいが数秒間発生し、しばらくすると治まってくる、といった症状が多く見られます。
多くは数週間から数ヶ月で次第に症状が治まってきますが、中には強いめまいが起きたり中々症状が治まらないこともあります。
三半規管のどの箇所に原因があるかを正確に診断することが必要です。
頭位変換療法などの理学療法が著効することが多い病気です。
- ■起立性調節障害
- めまいの原因の一つであり、疲れストレスなどで自律神経の働きに異常が起きて立位時にふらつき、めまいを生じることがある疾患です。起立性低血圧症や体位性頻脈症候群などが挙げられます。
起立性低血圧は思春期に多いとされ全校朝会などで長時間立っているときに倒れたりするひとに多いと思われます。
体位性頻脈症候群はなかなか見つかりにくいことが多いようで内科、脳神経外科、神経内科、耳鼻咽喉科などを何か所も受診されなかなかめまいが治らないといった方に 見られることがあります。
なかなかめまいが改善しない場合は起立性調節障害のことも考えてみる必要があります。