内耳が内リンパ水腫といった水ぶくれのような状態になり、めまい・耳鳴り・難聴といった症状を繰り返す病気です。
完治は難しい病気ですが、内服薬でコントロールできることが多い病気です。
治療は利尿剤、循環改善薬、ビタミンB12などを用いて行います。
難治例には手術治療を行うこともあります。
また理由は特定されていませんが、鼓膜にチューブを留置することで症状の改善が見られることもあるようです。
命にかかわる病気とは言えないものの、放置すると難聴が進行してしまうこともあります。
少しフラフラする、耳鳴りが強い等の症状があった場合は、悪化の前兆である恐れがあります。
その場合、早めに内服薬を使用することで軽い症状で済むことが多く、難聴進行の予防にもなります。
その他、ストレスや疲労、気圧の変化等が症状を誘発するケースもあります。
規則正しい生活を送ること、過度の水分や塩分の摂取を控える必要があります。
めまい・耳鳴り・難聴のすべてが症状として揃って現れないことがあるため注意が必要です。
この病気は近年、内耳の三半規管の近くにある耳石と呼ばれる結晶が何らかの原因で三半規管に入り込み、めまいが起こると言われている病気です。
難聴は起きず、寝返りを打つ、寝起きする等した際に、回転性のめまいが数秒間発生し、しばらくすると治まってくる、といった症状が多く見られます。
多くは数週間から数ヶ月で次第に症状が治まってきますが、中には強いめまいが起きたり中々症状が治まらないこともあります。
三半規管のどの箇所に原因があるかを正確に診断することが必要です。
頭位変換療法などの理学療法が著効することが多い病気です。